コスプレ初心者が、始める前に揃えておきたいアイテムをまとめてみました。
「ファンデーション」などの既に持っているようなアイテムも含んでいるので、不要な部分は読み飛ばしてください。
衣装・ウィッグ関連
まずはキャラクターになりきるのに欠かせない、衣装とウィッグ。
基本はキャラクターごとに新しいものを用意する必要があります。
衣装
キャラクターの衣装です。
今はamazonで買える中国製の衣装でもそれなりのクオリティはあります。
有名キャラの安いものだと3000円ぐらいから。(もっと安いものもありますが、さすがにクオリティが低いです)
マイナーなキャラでも売っていれば10000円前後で手に入ります。
小道具
帽子、アクセサリー、武器などの服以外の小物です。
キャラクターの公式絵を見て、必要なものを探しましょう。
衣装についている場合もあります。
武器や大型の小物は、会場によっては持ち込み規制がかかっている場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。
安全ピン
衣装のパーツが取れたときに修復したり、細かいパーツをつけたり、布の位置を調整するのに使います。
コスプレから連想しにくいものですが、あるとかなり便利なアイテムです。
100均で売っているものでOKです。
ウィッグ
衣装と並んで、コスプレの必須アイテムです。
有名なキャラクターなら、amazonで1000~3000円ぐらいでキャラクターウィッグが売っています。
ハロウィンの仮装レベルであれば、地毛でキャラクターっぽくヘアアレンジしても問題ありません。
ウィッグネット
ウィッグを被る前に、地毛をまとめるために使う帽子のようなものです。
ウィッグに付属している場合もあります。
使用するウィッグに近い色のウィッグネットを選んでおけば、多少見えたとしても画像修正でごまかしやすいです。
整髪料
セットしたウィッグを理想の位置で固定するために使います。
ハードタイプのスプレーとワックスorジェルがあると便利です。
普通のドラッグストアに売っているものでOK。メンズ向けのほうがしっかり固定できます。
ウィッグのり
個人的に買ってよかったアイテムナンバー1です。
サイドの毛や前髪を、顔に直接貼り付けて固定するアイテムです。
特に男性キャラに使うと、仕上がりが一気に綺麗になります。
ロングヘアのキャラクターではあまり使わないかも。
文房具の水のりで代用する人もいますが、肌が荒れやすくなるので、専用のものを使ったほうが安全です。
基本は、アシストのフェイスカバーグルー一択でOKです。
ヘアピン
ウィッグのヘアスタイルを調整するのに使います。
100均で売っている黒のヘアピンだけでもOKですが、髪色に馴染みやすいカラータイプも持っておくと便利です。
メイク関連
キャラクターに合った顔を作るための道具です。
カラコン
瞳の色を変える、カラーコンタクトレンズです。
黒や茶色の瞳のキャラクターでもカラコンをしたほうが目がくっきり綺麗に見えます。
使い捨ての1DAYタイプと、1ヶ月繰り返しつかえる1monthタイプがありますが、コスプレの場合は何度も使うことは少ないので1DAYタイプを選びましょう。
健康上の理由で装着できない方は以外はほぼ必須のアイテムです。
化粧下地
素肌にそのままファンデーションを塗ると、綺麗に塗れなかったり、肌が荒れたりする原因に。
メイクの一番最初に、必ず化粧下地を塗りましょう
100均でも売っていますが、品質が悪いのでイマイチ。
とくにこだわりがなければ、普段使っている化粧下地でもOK。
安く済ませたい方はセザンヌの下地がおすすめです。
ファンデーションが化粧下地不要タイプなら、なくてもOKです。
ファンデーション
肌を綺麗に魅せる、欠かせないメイクアイテムです。
こちらも100均のものは、カバー力が弱い、崩れやすい、肌荒れしやすいなどのデメリットが多いのでイマイチ。
特殊な肌色のキャラクターでなければ、最初は普段使っているファンデーションでもOKです。
綺麗に仕上げるなら、コスプレ専用のファンデーションのほうが写真映えはよくなります。
コンシーラー
シミ、にきび、くま、毛穴などの肌の気になる部分を隠すためのファンデーションの一種です。
元の肌が綺麗な方はなくてもどうにかなりますが、ほとんどの方は必要になります。
コスプレでは眉毛を消したり、唇の形をつくるときにも使用します。
普段使っているものでもOKですが、なるべくカバー力の高いものがおすすめです。
レイヤーさんに人気なのは、ドーリーコスメのマルチコンシーラーです。
シェーディング
小鼻や輪郭に塗って影を作り、立体感やシュッとした顔を作るために使います。
こちらは安く済ませるなら100均でもどうにかなるかも。
ハイライト
鼻筋などに塗って光を生み出し、顔に立体感を作るために使います。
こちらも安く済ませるなら100均でもOKです。
アイブロウ
眉毛を描くためのアイテムです。
基本はウィッグと同じ~少し暗めの色を使用します。
黒や茶系の場合は、一般のメイク用のアイブロウでOKです。
100均のものは落ちやすいのでイマイチです。
カラフルな色のウィッグには、専用のペンシルや、コスプレ用のアイブロウパレットのカラーを混ぜて調整して使います。
描きやすさでいうと、三善のアイブロウペンシルがおすすめ。
コスパでいうと、カラーパレットを持っておくとどんなキャラにも使えて便利です。
アイシャドウ
まぶたに立体感を出すために使うアイテムです。
基本はブラウンでOK。
男装の場合はラメが弱いor入っていないものを使うと綺麗です。
100均のものでもどうにかなりますが、CANMAKEやセザンヌなら1000円以下で買えて仕上がりも綺麗なのでそちらを推奨します。
カラーも含め本格的に揃えるなら、コスプレ用・舞台用のカラーパレットを持っておくと便利です。アイブロウと併用もできます。
アイライナー
目の輪郭やダブルラインを描くのに使います。
しっかり描きたい用のブラック、ふんわり描きたい用のブラウン。
それぞれリキッドタイプで1本持っておくと便利です。
100均のものは綺麗に描きにくく、崩れやすいのでイマイチです。
uzuのアイライナーが書きやすくておすすめです。
マスカラ
まつ毛を長く、濃く魅せるためにつかいます。
キャラクターによっては、ホワイトなど特殊な色を塗る場合もありますが、基本は普通の黒のマスカラでOK。
男装の場合は、あえて使わないこともあります。
100均のものは綺麗に塗りにくく、崩れやすいのでイマイチです。
舞台用のマスカラは、しっかりボリュームが出るのでおすすめ!
ビューラー
まつ毛にカールをつけて、目を大きく魅せるために使います。
こちらは100均のもので十分。
男装の場合は、あえて使わないこともあります。
つけまつ毛
まつ毛をボリュームアップさせるために使います。
100均のもので十分。むしろ100均のほうがいろんなデザインが揃っていて、理想のものが見つかりやすいです。
有名レイヤーさんでも100均のつけまつ毛をアレンジして使ってたりします。
男装の場合は、あえて使わないこともあります。
選び方がわからない方は、コスプレ用に特化したつけまつ毛を買っても良いかも。
特に男性キャラでつけまをつけたい場合、男装用つけまつげがおすすめです。
つけまのり
つけまつ毛を装着するためののりです。
100均のものは取れやすいので、きちんとしたメーカー品がおすすめ。
二重のりをつけまのりとして使っている人もいます。
ディーアップのアイラッシュグルーが定番です。
二重のりorテープ
目を二重にするためのアイテムです。
二重幅を調整するときにも使うので、もともと二重や奥二重の方でも持っていた方が便利です。
テープは100均のものでもわりと綺麗に貼れます。
チーク
頬の赤みを加えるために使います。
ピンクとオレンジの2色があると便利。
こちらは安く済ませるなら100均でもどうにかなるかも。
男装の場合は使わないパターンが多いです。
口紅
唇に赤みを足したり、見た目を整えるために使います。
女性キャラの場合は、普段使っているものでも問題ありません。
男性キャラでも、赤みを消したり見た目を整えるために、リップ用コンシーラーや、ベージュ系の口紅を使った方が綺麗です。
100均のものは品質が悪く、唇が荒れて汚くなりやすいので辞めたほうが良いです。
一般のコスメで揃えるなら、ちふれやセザンヌが安くて仕上がりも綺麗です。
テーピング
輪郭をシュッとさせたり、ほうれい線を消すために顔に貼るテープです。
必須ではありませんが、使ったほうが仕上がりは圧倒的に綺麗になります。
100均やドラッグストアで買える医療用テープでも代用可能ですが、コスプレ専用のリフトアップテープを使うほうが固定しやすいです。
メイク落とし
シートタイプとオイルクレンジングの2種類を用意するのが便利です。
シートタイプは、コスプレ後の帰宅前に濃いメイクをさっと落とすのに使います。
シートだけで全部のメイクを完璧に落とそうとすると、摩擦で肌に負担がかかるので、帰るときに不自然な部分だけ落としましょう。
オイルクレンジングは帰宅後にしっかりメイクを落とすのに使います。
おすすめはアテニア。メイク落ちが良いけど肌への負担が少ないです。
ミルクやクリームタイプのクレンジングは濃いメイクを落とすのに不向きなので、コスプレをした日はオイルタイプがおすすめです。
100均のものはメイクが落ちにくく、肌への負担も大きいのでおすすめしません。
鏡
コスプレの更衣室には個人で使える鏡はほぼありません。
なるべく大きめの折りたたみ鏡を持っていったほうがメイクしやすいです。
その他
身につけるもの以外で必要なアイテムです。
カメラ
撮影に欠かせないアイテム。。
最初から高額なカメラ機材を揃えなくても、家にあるデジカメやスマホ程度でもOK。
私も本格的な一眼は持たず、ミラーレス一眼を使っています。
カメラマンさんや、カメラを担当する人が決まっている場合は、持っていかなくてもOKです。
名刺
コスプレイヤーの中には名刺を交換しあう文化があります。
ブリスタなどのオンライン名刺印刷サービスを使えば、1枚数円で作れます。
コンビニで自分でプリントアウトして切る方もいますが、業者に頼んだほうが圧倒的に綺麗でお金もかかりません。
最近は名刺を持たず、Twitterなどのアカウントを教えるという方もいますし、はじめてのコスプレから無理して作る必要はありません。
コスプレグッズを揃える予算はどのぐらいかかる?
上記のリストを参考にコスプレグッズを揃えるのにかかる予算を計算してみました。
かかるお金の目安は、すべて最安値ではなく、なるべく安めのアイテムで選んだ場合のだいたいのお値段です。
キャラごとにほぼ必須
- 衣装 3000~20000円
- 小物 100~∞円
- ウィッグ 1000~7000円
- カラコン 1200~2000円
かかるお金の目安 約6000円~
メイクグッズ(あるものを使う場合)
基本的なメイク道具は持っていて、コスプレ用に必要なものだけ買い足す場合の目安です。
- アイブロウ 300~2000円
- つけまつ毛 100円
- 口紅 300~1500円
- テーピング 100~1500円
かかるお金の目安 約1000円~
メイクグッズ(1から揃える場合)
メイク道具を一切もっていない人が、1から全部揃えた場合の目安です。
- 化粧下地 500~8000円
- ファンデーション 500~8000円
- コンシーラー 500~4000円
- シェーディング 100~4000円
- ハイライト 100~4000円
- アイブロウ 300~2000円
- アイシャドウ 300~5000円
- アイライナー 1000~4000円
- マスカラ 1000~4000円
- ビューラー 100円
- つけまつ毛 100円
- つけまのり 1000円
- 二重のりorテープ 100~1000円
- チーク 100~1500円
- 口紅 300~1500円
- テーピング 100~1500円
- メイク落とし 300~4000円
かかるお金の目安 約9000円~
その他のグッズ
- 安全ピン 100円
- ウィッグネット 100~300円
- 整髪料 300~1000円
- ウィッグのり 1000円
- ヘアピン 100円
- 鏡 100~2000円
かかるお金の目安 約2000円~