コスプレカラコンを選ぶときに重要な7つのポイントをまとめてみました。
1:カラー
コスプレ用のカラコンを選ぶときに最重要なポイントですね。
コスプレしたいキャラクターの瞳の色に合わせた色を選びます。
「細かいニュアンスまでピッタリ合った色」を選びたい方も多いと思いますが、ピッタリ合った色を選んでも撮影環境によって変わったり、本家が絵によって色が違うこともあります。
カラコン選びは、細かい色合いにこだわるよりも、近い色で他の要素も考えて決めるのがコツです。
2:発色
発色もかなり重要なポイント。
せっかく良い色のカラコンを選んでも、発色が悪ければ写真に撮った時に色が目立ちません。
特にファッション用として作られたカラコンは自然さを重視しているため、高発色と書かれていても発色が良いものは少ないです。
コスプレに使うカラコンを探す時は、コスプレ用として作られた発色の良いカラコンを使いましょう。(キャラクターによってはあえて発色弱めのカラコンが良い時もあります)
コスプレ用でも商品によって発色の良さは異なりますが、特に発色が良いのはエティアです。カラーの種類も豊富で、男装向け・女装向けに2デザイン展開されており、コスプレ用カラコンとして優秀!ただしお値段は高めです。
他にも発色の良いコスプレ用カラコンはドルチェコンタクト、アシストシュシュ、コンタクトフィルムなどがあります。
3:着色直径
カラコンの色の入った部分のサイズです。
よく言われている【DIA】はレンズ直径(透明な部分も含む)のことなので、コスプレでの見栄えは色のついた部分を示す【着色直径】に注目しましょう。
着色直径のサイズは12.5mm~14.2mmぐらいです。
着色直径が大きいほど、目が大きく丸く見えます。
自分の目の大きさや、コスプレしたいキャラクターによって異なるので「●mmが良い!」と断定はできません。
パッチリした大きな目になりたければ着色直径大きめ、すっきりかっこ良い目になりたければ着色直径小さめを選びましょう。
4:フチ
カラコンの着色部分の外側の円のことです。
フチのないカラコンは怖い印象や不自然な瞳になるので、特殊な瞳のキャラクター以外は不向き。
基本はフチのあるカラコンを選びましょう。
フチには目を大きく魅せる効果があるため、フチが濃いカラコンは目が大きく見えます。
目をはっきり大きく魅せたいキャラクター(主に女性)はフチのはっきりしたカラコン、目をすっきりかっこ良く魅せたいキャラクター(主に男性)はフチが細めのカラコンがオススメ。
最近では男装向けの茶ブチのカラコンも発売されています。(アシストシュシュ シャイニーエッジワンデー)
5:デザイン
ほとんどのカラコンは、ベタ塗ではなく細かい柄が入っています。
ベタ塗りだと不自然な瞳になるため、ある程度の柄は必要です。(あえてベタ塗りのカラコンを使うキャラもいます)
逆に、柄が入りすぎているカラコン(ギャル系のカラコンに多い)
は3次元っぽくなりがちで、色も目立ちにくいのでコスプレには不向き。(これもあえて使うキャラはいます)
コスプレ用のカラコンを探す時は、画像1枚目(ピンク)のような程よく柄の入ったカラコンがベストです。
6:使用期限
カラコンには使用期限(開封してから使っても良い期間)が定められています。
コスプレ向けのカラコンは、ほとんどがワンデー(1日)か1ヶ月です。
それぞれの特徴を簡単にまとめると
ワンデー
- 1回きりで使い捨て(撮影が終わったら外して捨てる)
- 毎回、新品を開封して使うのでケアが不要
- 1枚あたりの単価が安い
- 1ヶ月用と比べると発色が劣る
1ヶ月
- 開封から1ヶ月間は何度でも使える
- 同じレンズをまた使うにはケアが必要
- 1枚あたりの単価が高い
- 発色が良い
という感じです。
1ヶ月は期限内だと何度も使えますが、コスプレ用のカラコンは使用頻度が低いので、コストは1枚あたりの単価が安いワンデーが優秀。
衛生面・安全面も毎回新しいものを使えるワンデーの方が清潔ですね。
1ヶ月用カラコンのメリットは発色です。1枚あたりの単価が高い分しっかり作られているので、ワンデーのカラコンよりも綺麗に発色します。
最近はワンデーのカラコンでも発色の良いものが増えてきましたが、それでも1ヶ月用には劣ります。
「どうしてもこだわって良いカラコンが選びたい」「使用頻度がかなり高い(1ヶ月で同じ色を何度も使う、特殊な仕事でほぼ毎日同じ色のカラコンを入れる)」という人は1ヶ月のカラコンが便利ですが、基本的にはワンデーのカラコンがオススメです。
7:安全性
コスプレイヤーはほとんどの人がカラコンを使っていますが
カラコン=目に悪い・目が悪くなるかも
というイメージは誰もが持っているでしょう。
実際、カラーコンタクトレンズの使用による目のトラブルは沢山起こっています。
でも、実はカラコンが悪いというよりは「カラコンユーザーのコンタクトレンズの使用方法が悪い」というのが正解。
定期的に眼科で検診を受け、使用方法を守り、高度管理医療機器承認番号が記載された(厚労省に許可されている)カラコンを選べば、目のトラブルが起こる可能性は低いです。
※当サイトでオススメしているアイトルテやモアコンタクトで販売されているカラコンは全て高度管理医療機器の承認を受けています。
カラコンの安全性については別の記事で詳しく掲載しています。